とある大手通建会社の協力会社で数十班の編成をするほどの規模の中堅工事会社にて、
長年長期レンタル契約で経費処理で落として運用をされていたのですが、
その理由としては故障トラブル時に即座に代品を用意してもらえて、余程の内容の修理でない限り、修理費用が発生しない。
というメリットを感じての方針でした。
所がある日、
その工事会社の担当部長より連絡があり、
『購入検討するので、見積もりが欲しい』
と言われるではありませんか。
同じ班にずっと利用させていると、気が付けばさほど故障修理に出していないという事が社内報告によりわかってきたらしく、
経営者側としても、何年もお金を払って利用してきているのに会社内に資産が残らないのもよろしくないとも感じてきた。
ということでした。
それから以降、その工事会社ではかなりの台数を購入していただきました。
(もちろん、現在でも取引しております)
長い目で見ておかないと、会社の決算書の貸借対照表の資産に何も残らないという結果になってしまいかねません。
今の通信工事ビジネスにどういう将来展望を見ておられるのか次第ではありますが、このまま長期レンタルで行かれるのか、または会社の資産に残るようにするのかをよくよく考えていただくための実際の事例としてご参考にしていただければ、と思います。